近年、バイオマスは、カーボンニュートラルの特性から、地球温暖化防止に貢献する再生可能なエネルギーとして注目を浴びています。植物由来燃料であるバイオエタノールもその一つで、ブラジルやアメリカなど一部の国では石油に代わる自動車用燃料として利用が促進されています。日本でも、平成14年に閣議決定された「バイオマス・ニッポン総合戦略」にもとづき、国産バイオ燃料の生産拡大に向けた大規模な実証事業や研究が進められています。今回のセミナーでは、我が国のバイオマス政策を推進する担当者から、将来の国産バイオ燃料の展望を語っていただきます。